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自動車安全規格への対応を強化

ETASの「RTA-VRTE」がISO26262 ASIL-B認証を取得

ETAS-イラストレーション-AUTOSAR

AUTOSAR Adaptiveスタックを提供するETASの「RTA-VRTE」が、第三者認証機関であるTÜV Südより安全規格「ISO 26262 ASIL-B」の適合認証を受けました。この認証は、機能安全に対するETASの意気込みが評価された結果であり、RTA-VRTEが安全でスケーラブルな次世代自動車用ソフトウェアアーキテクチャを開発するための最良の車両プラットフォームソリューションであることを示しています。

RTA-VRTEがISO 26262 ASIL-B認証を取得したことで、自動車業界は厳しい安全規制への対応を簡素化できるなど、さまざまなメリットを得ることができます。RTA-VRTEを利用することにより、妥当性確認の工数削減、開発プロセスの簡素化、セーフティクリティカルなアプリケーションの開発時間短縮が可能になります。これにより、自動車メーカー様やサプライヤ様は、安全基準を満たしながら技術革新に専念することができます。

「RTA-VRTEの認証取得は、厳しい自動車安全基準を満たすという当社の熱意と高い専門性が認められた結果です。この成果は高品質なソフトウェア開発への取り組みの賜物であり、ETASが機能的安全ソフトウェアソリューションの中核的な存在であることを物語っています。」と、ETASのチーフプロダクトマネージャーであるトーマス・ハーン(Thomas Hahn)は語ります。

RTA-VRTEがASIL-B準拠の認証を取得したことは、自動車用アプリケーションの安全性向上のみならず、将来的な開発基盤の進化も意味します。ETASは、お客様が最高の安全目標を達成できるよう支援し続け、お客様とともにASIL-Dソリューションを開発する取り組みを行っていきます。ASIL-D Safety Element out of Context (SEooC)の認証取得も積極的に推進しており、自動車業界の進化する要求に応える包括的な安全ソリューションを提供していきます。

高度に自動化されたコネクテッド車両の普及に伴い自動車が進化し続ける中、機能安全は引き続きセーフティクリティカル面での重要な課題となっています。ISO 26262 ASIL-B認証を取得したRTA-VRTEは自動車メーカー様やサプライヤ様に自動車安全の枠組みを提供します。これにより、性能基準を維持し安全要件を満たしながら、自社のアプリケーション開発に専念していただけます。

ETASによるAUTOSAR Adaptive用の自動車プラットフォームソフトウェアフレームワークの詳細はこちら。

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