大量データの測定データ分析とレポート作成
お客様のメリット
高性能
膨大な量の測定データを自動で高速処理
複雑さを克服
関連イベントを簡単に識別
互換性
INCAからETAS Analytics Toolbox(EATB)や計測データアナライザ(MDA)に直接アクセス可能
特徴
この対話型レポートは中央のウェブサーバーに保存することができ、プロジェクトの各メンバーは、標準的なウェブブラウザ(モバイルデバイスを含む)を用いてさまざまな場所から同じデータセットに同時にアクセスすることができます。レポート履歴には、すべてのレポートのレコードが含まれます。
テンプレートも中央のウェブサーバーに保存されるため、すべての開発エンジニアがテンプレートライブラリを共有して活用することができます。作成したテンプレートの再利用は作業時間の短縮につながり、時間が経つに連れて蓄積されていく知識をさまざまなエンジニアリングチームが活用することが可能になります。
MATLAB®ベースのテンプレートに基づいて分析が行われ、レポートが生成されます。テンプレートにはパラメータや限界値などのさまざまな基準を定義することができ、それらがMATLABによって正確に処理されます。
テンプレートの設計は個々の要件や特定のタスクに合わせて自由に調整でき、構成を柔軟にカスタマイズすることができます。
オープンなシステムにより、さらに次のようなメリットがもたらされます。テンプレートを使用することで、専門知識を社内で蓄積することが可能です。大きな手間もなくテンプレートを追加できるので、プロジェクトのメンバーは、車両バリアントごとの差異をすぐに特定して理解することができます。
作成されたテンプレートは、社内の別のチームやスタッフがそのまま使用できるよう、中央のウェブサーバーに保存されます。これは、時間が経過するにつれて社内の専門知識が蓄積した大規模なテンプレートライブラリとなり、効率性がますます向上します。
リリース
EATB V5.6.0における新機能一覧:
- “Export reports to Power Point(レポートのMicrosoft PowerPointへのエクスポート)”機能において、1スライドにつき1つのEATBレポートのセクションの書き出しが可能になりました。さらに、エクスポートされたPowerPointスライド上の、色分け表示にも対応しています。また、対象のセクションを選択し、エクスポートすることも可能です。
- 新たに設けられた“Signal Manager“は、従来Configration Creatorで使用されていた“Config Diffs“ダイアログに代わるもので、信号編集の機能が拡張されました。
- “Signal Manager“は、 CSVのエクスポート/インポート機能の使用により、CSVファイル上で信号の容易な保存および一括変更が可能になりました。
- 新たな“ ADAS Video Thumbnails“機能では、測定ファイルと関連のあるカメラやビデオのサムネイル画像をEATBレポートに埋め込むことができます。本機能は、チャートタイプTimeplotおよびIntervalに対応しています。本機能の使用方法について詳しくは「Scripting Guide」を参照してください。
- EATBは、ETASの新しいコーポレートデザインCommonUIへの移行を行い、同時に、より堅牢で強固な開発が実現可能なReactフレームワークへの移行も開始しています。
EATB V5.5.0における新機能一覧:
- レポートをMicrosoft PowerPointスライドとしてエクスポートする“Export reports to Power Point”機能に対応。チャートは、チャート単位で個々のスライドに掲載されます。
- Windows 11のサポート
- Parquet形式の測定ファイルのサポート
- 新たなスクリプトコマンドへの対応: removeChapter、removeSection、removeChart これらのコマンドにより、最終版のレポートの作成前に、config_Last.m内の不要なチャプター、セクション、チャートの削除が可能となります。
- グローバル変数の誤用を防止するためのセキュリティ対策の改善
定義された変数は、全てのコンフィギュレーションファイルでは使用できず、処理中の機能内でローカルでのみ使用できるようになりました。別のコンフィギュレーションファイル内で変数を使用する必要がある場合、その変数は明示的に“クローバル変数”として定義された上で、要求したコンフィギュレーションファイルへロードされます。
EATB V5.4.0における新機能一覧:
- チャート固有グリッド (chart specific grid)機能が追加: チャート単位で個別のグリッドの定義が可能になりました。これにより、チャート上で設定したユースケースに応じた補間のカスタマイズがしやすくなりました。この設定はオプションで、3つのバリエーションに対応しています。
- EATBの設定変更時の再暗号化が不要に: EATBコンソール (EATBConcole.exe) にstart.jsonファイルが追加になり、EATBの設定ファイル(start.m)の再暗号化が不要になりました。EATBの設定は、start.jsonのスクリプトでキー名と値のペアで定義できます。start.jsonの暗号化は不要なため、EATBコンソールをよりフレキシブルに使用できるようになります。
- EATBを最新の状態に保つため、MATLAB Runtime 2022bとJava 17の重要なアップグレード版を導入:対応するパッケージは自動でインストールされるので、ユーザーによる特別なアクションは不要です。
- 一貫性の観点から、散布図向けの"configure signal axes" オプションをレポートビューワから削除
EATB V5.3.1における新機能一覧:
- 無効な信号のデータポイントを計算から除くオプションに対応: “start.m”で使用可能なオプション“ignoreInvalidDataPoints”が追加されました。”true”を指定することで、無効なデータポイントはNaNsへ置換されます。
- 円グラフと棒グラフの色の設定オプションの追加: 単色 (Color) 、色範囲 (ColorRange)、複数色 (ColorList)のいずれかを指定し、グラフの項目の色の設定が可能になりました。
- 関連するすべての測定ファイルが一覧表示され、ツールチップの拡張機能により、重なっているデータポイントの確認ができるようになりました。リンク付きのファイル名とタイムスタンプ情報が表示されたツールチップから、XDAコンフィギュレーションにエクスポートできます。
- Microsoft Edge対応
- DCMファイルまたはA2L/HEXファイルから取得した適合データ(定数およびカーブ情報)をチャート上でしきい値として使用できます。
EATB V5.2.0における新機能一覧:
- ユーザー任意のMDAテンプレート(.xdaまたは.xdx)をレポート上のチャートから直接選択
- ファイル名の特定の文字を指定して計測ファイルを抽出
- 「コンフィグレーションクリエイター」の操作性を向上
- MDA V8.4.1以降のバージョンとの互換性を向上
EATB V5.1.0における新機能一覧:
- 「コンフィグレーションクリエイター」の操作性を向上
- 「コンフィグレーションクリエイター」に、インポート/計算されたシグナル情報を削除するためのボタンを実装
- ascii、csv、tsv、txt形式の計測ファイルをサポート
- レポートの日本語表記に対応
- すべてのチャートタイプにおいてcsv形式によるエクスポートが可能
- ヒストグラムチャートのビン数を定義する新しいコマンドを実装
注記: 旧バージョン5.0.0との互換性に変更はありません。
EATB V5.0.0における新機能一覧:
- 使用するMatlab Complier Runtime をMCR 2016bからMCR 2019bへ変更
- EATB コードはMATLAB® 2019bにて実行
- mファイル形式によるレポートテンプレートのエクスポートに対応し、MATLAB®への拡張性を向上
- パフォーマンスを最大18%向上し、レポート生成を高速化
- A2L/Hexファイルに基づいた定数およびカーブ情報を適用
- INCA V7.2との互換性向上
- オフラインレポートの表示
- 記録データの一覧
- SP15以降のバージョンをサポート
- INCA-FLOW V4.10との互換性向上により、レポート作成プロセスを自動化
EATB V4.1.0における新機能一覧:
- MDF 4.1計測ファイルのサポート
- エイリアス割り当て機能: 新たなファイルであるconfig_signals.csvでは、複数のECU信号名を単一のラベルにマッピング可能
- jsonファイルにキー名と値のペアとしてメタデータを追加
- コンフィグレーションクリエイター: GUIで直接テンプレートを作成し、測定データおよび追加情報を含むレポートの記述が可能
- SwaggerによるAPIドキュメントをHelpボタンから閲覧可能
- INCA V7.2との互換性向上
- オフラインレポートの表示
- 記録データの一覧
- SP15バージョンをサポート
- MDA V8.xとの互換性向上により、レポート上のツールチップからエクスポートされたxdaファイルによる分析結果の表示に対応
注記: 旧config_signals.mファイルはまだ使えますが、廃止される予定です。信号の定義には使用しないことをお勧めします
EATB 4.0.0における新機能一覧:
- EATBConfigEncrypter: EATBのコンフィギュレーションファイルを変換および処理するためのスタンドアロンツール
- 信号を用いた新しいタイプのしきい値通知
- 各レポートを個別に圧縮およびダウンロードできるボタン
- XDA出力: 表示したチャートや使用した信号に関する情報を含むファイル
注記: Encrypterツールを使用するには、有効なMATLAB®ライセンスが必要です。
テクニカルデータ
システム要件 | ||
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システム要件
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最小限
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おすすめ
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システム要件
PCハードウェア
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2.0 GHz Core i5
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2.0 GHz Core i5以上
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システム要件
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8 GB RAM
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16 GB RAM
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システム要件
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DVD-ROMドライブ
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システム要件
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解像度が1600 x 900、32ビットカラー以上のグラフィックス
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解像度が1980 x 1080、32ビットカラー以上のグラフィックス
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システム要件
オペレーティングシステム
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Windows® 10
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システム要件
ディスクの空き容量
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>10 GB HDD
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>20 GB HDD
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システム要件
対応ブラウザ
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Mozilla Firefox – v72.0.2 (64Bit)またはv68.5.0esr (64Bit) [1]
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システム要件
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Google Chrome – v80.0.3987.87 (Official Build) (64-bit)またはv79.0.3945.88 (64-bit) [1]
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システム要件
注記
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システム要件
[1]
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上記バージョン以降のすべてのバージョンに対応
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お問い合わせ
ETASの製品やソリューションに関するお問い合わせは、右記フォームよりお願いします。
担当者より改めてご連絡させていただきます。