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ES63x

ES63x – 空燃比計

ES63x – 空燃比計

ES630/ES635(シングルチャンネル)およびES631/ES636(デュアルチャンネル)ラムダモジュールは、測定範囲が拡張されて高速応答性を備えたBosch社製LSU ADVセンサを含むBosch社製ブロードバンド酸素センサ、Bosch社製LSU 5.1ラムダリーンセンサをサポートしています。これらのラムダモジュールでは0.6~16の範囲内のラムダ値を測定することができます。ネルンスト電圧とポンプ電圧の制限は調整可能なので、ETASのラムダモジュールを用いてLSU ADVセンサやLSU 5.1センサの性能を最大限に引き出すことができます。

ES630/ES635(シングルチャンネル)およびES631/ES636(デュアルチャンネル)ラムダモジュールは、測定範囲が拡張されて高速応答性を備えたBosch社製LSU ADVセンサを含むBosch社製ブロードバンド酸素センサ、Bosch社製LSU 5.1ラムダリーンセンサをサポートしています。これらのラムダモジュールでは0.6~16の範囲内のラムダ値を測定することができます。ネルンスト電圧とポンプ電圧の制限は調整可能なので、ETASのラムダモジュールを用いてLSU ADVセンサやLSU 5.1センサの性能を最大限に引き出すことができます。

ES63xモジュールで使用しているポンピング電流の制御アルゴリズムは、センサの種類に応じて調整することができます。センサまたは配線接続内部のTEDSコードがセンサの種類を識別するので、センサの誤作動を回避することができます。また、センサや配線の不具合を自動で検知することができます。

ES63xシリーズ以降のラムダモジュールは、2 kHzでポンピング電流を測定します。同時に、この電流値を基に排ガス中の酸素含有量、およびƛと空燃比の変数と逆数の値を算出します。この変換のために、アプリケーション固有の特性カーブを指定して保存することも可能です。高速スキャンにより、高速表示と時間軸方向の高分解能でセンサ信号の変化に対応することができます。

利点

  • 排ガスのラムダ値、空燃比、および酸素含有量を正確に算出できるETASのラムダモジュール
  • シングルチャンネルまたはデュアルチャンネルのバージョンを利用可能
  • 測定範囲が拡張されて高速応答性を備えたBosch社製LSU ADVセンサを含むBosch社製ブロードバンドラムダセンサ、Bosch社製LSU 5.1ラムダリーンセンサに対応
  • 大気圧測定機能も内蔵
  • 必要に応じて排気管圧も測定可能
  • 圧力変化時にはラムダセンサ信号を自動補正
  • 単体での使用にも対応できる高輝度ディスプレイ
  • INCAを用いる測定、ECU適合、診断に使用可能
  • オープンなインターフェースと資料付きのドライバにより、既存のツール環境に統合可能
  • 既存の測定設備の中で、ETASのLA4ラムダモジュールの代わりに使用可能

テクニカルデータ

寸法・重量
寸法・重量
寸法(H/W/D)
72 x 128 x 174 mm
寸法・重量
重量
905 g (ES630), 920 g (ES635)
寸法・重量
1055 g (ES631), 1085 g (ES636)
寸法・重量
環境条件
寸法・重量
温度範囲
-40 °C to +70 °C (動作時)
寸法・重量
-40 °C to +85 °C (保管時)
寸法・重量
高度
最高 5.000 m
寸法・重量
試験
衝撃/振動/落下/温度衝撃/温度変化の各種試験を実施(DIN EN 60068 res. ISO 16750準拠)
寸法・重量
電源: 本体
寸法・重量
入力電圧
6 V to 50 V DC
寸法・重量
消費電力(13.5 V DC時)
6.5 W 標準 (ES630/ES635)
寸法・重量
7.5 W 標準 (ES631/ES636)
寸法・重量
電源: センサ用ヒータ
寸法・重量
入力電圧
9 V to 28 V DC
寸法・重量
消費電力(13.5 V DC時)
9 W 標準 (ES630/ES635、LSU 4.9センサ×1 空気接触時)
18 W 標準 (ES631/ES636、LSU 4.9×2 空気接触時)
寸法・重量
センサインターフェース
寸法・重量
チャンネル数
1チャンネル (ES630/ES635)、2チャンネル (ES631/ES636)、センサ用ヒータの制御・電源を含む
寸法・重量
対応ラムダセンサ
Bosch LSU 4.2, LSU 4.7, LSU 4.9, LSU 5.1, LSU ADV-G, NTK ZFAS®-U2
寸法・重量
センサ接続
ラムダセンサの種類に応じたセンサケーブルを使用、センサの種類は本体モジュールにより自動検知可能
寸法・重量
測定信号/測定範囲 [注1]
ラムダλ: 0.6 to 16
寸法・重量
1/λ: 1.67 to 0.0625
寸法・重量
空燃比 A/F: 8.5 to 200
寸法・重量
燃空比 F/A: 0.005 to 0.118
寸法・重量
酸素濃度 O2: 0 % to 25 %
寸法・重量
センサのポンピング電流:Ip of the λ sensor: -10 mA to 10 mA
寸法・重量
大気圧 Pamb: 600 hPa ~ 1150 hPa
寸法・重量
外圧センサ Pext (ES635/ES636): 500 hPa ~ 3000 hPa
寸法・重量
測定サンプリングレート
0.5 サンプル/秒~ 2 kサンプル/秒
寸法・重量
Pamb: 1 サンプル/秒
寸法・重量
モニタリング信号/範囲
ラムダセンサ内部抵抗Ri: 0 Ohm ~ 2000 Ohm [1]
寸法・重量
センサセラミック温度 Tcer: 500°C ~ 1000°C
寸法・重量
モニタリング サンプリングレート
0.5 – 20 サンプル/秒
寸法・重量
酸素センサ 電源/制御
寸法・重量
センサ用ヒータ
電源/制御
チャンネル毎に調整可能、モジュール電源OFF時でもセンサを使用可能温度に維持可能
寸法・重量
ヒータ電源
0 V ~ 18 V / 標準 5 A
寸法・重量
温度上昇カーブ
出力電圧を等間隔で調整可能(csvファイル使用)、ステップ幅:50 msの倍数(最大 500 ms)
寸法・重量
ポンピング電流コントローラ
今後のセンサに適合するようにプログラム可能
寸法・重量
表示
寸法・重量
タイプ
ドットマトリクスVFD(蛍光表示管) (128 x 64 ピクセル)
寸法・重量
表示モード
信号×2種類、その他ステータス情報
寸法・重量
キーパネル
フロントパネル 6キー: ソフトキー×4、 forward x1、 backward x 1
寸法・重量
アナログ出力
寸法・重量
チャンネル
1 (ES630/ES635) / 2 (ES631/ES636)、電気的に絶縁
寸法・重量
出力電圧
0 V ~ 10 V
寸法・重量
出力信号
λ, 1/λ, A/F, F/A, O2, Ip, Pamb, Ri or Tcer, (ソフトウェアで設定可能)
寸法・重量
出力インピーダンス
事実上0 Ω、短絡保護、外部電圧(最大28 V)保護
寸法・重量
出力電流
最大 10 mA
寸法・重量
PCインターフェース
寸法・重量
イーサネット
100 Mbit/s Base-T Ethernet、全二重、XCP-on-UDP/IPプロトコル、入力チャンネル毎に異なる測定信号タイプを同時にPCシステムへ提供可能
寸法・重量
IPアドレス
INCA等の測定ツール経由で動的に割当(デフォルト192.168.40.44)
寸法・重量
RS-232, SMBプロトコル
38400ビット/秒、パリティ8ビット、ストップビット1
寸法・重量
対応するETASソフトウェア
寸法・重量
アドオン(ES63x製品内容に含まれています)の使用によりINCA V6.2.1以降(ES63x)/ INCA V7.1以降(ES63xおよびLSU 5.1プローブ)が対応。INTECRIO V4.0以降(ES63x)、ASCET-RP V6.1.3以降(ES63x)、HSP V10.5以降(ES63xによるLSU 5.1プローブのサポート)、XCPアプリケーション用ES63x設定・統合ツールが対応。XCPインターフェース(V1.5.0以降)非搭載の他社製アプリケーションソフトウェアに統合するための汎用ドライバが対応。
寸法・重量
対応するETAS小型ハードウェアモジュール
寸法・重量
ES910プロトタイピング/インターフェースモジュール、ES51xネットワークモジュールとES59xインターフェースモジュール、ES600ネットワークモジュール、ES4xxマイクロ測定モジュール
寸法・重量
注記
寸法・重量
[1]
上記の測定範囲は、最小値の範囲を記しています。実際の値は、個々のラムダセンサの特性カーブによって異なります。
本製品は自動車用アプリケーションでの使用のために開発、発売されています。他ドメインで使用する際は、ETASまでお問い合わせください。

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